松江文化情報誌『湖都松江』
湖都松江 vol. 19
特集:松江開府400年 松江の教育 人づくり
内容
巻頭随想 松江城下への郷愁 雪の日の不昧公墓所からはじまった 古川 薫
- 松江藩校の変遷とその役割―松江藩の財政再建を支え、人材育成に取組む―梶谷光弘
- 内村鱸香とその時代 乾 隆明
- 雨森精翁、「養正塾」での念い 松本敏雄
- 澤野修輔の「培塾」その師弟愛 安部 登
- 松江中学殿町時代のこども 池橋達雄
- (旧制)松江高等学校は何を教えたか―校風、そして人物― 西上一義
- 松江のお雇い外国人たち 建岡浩子
- 未来を拓いた福田与志の盲聾教育 島村美紗子
- 『サクラ讀本』井上赳―その人と考え― 田中瑩一
- 松江女子教育史 福賴尚志
- 学びの場 所在地の概略図 安部 登
- 松江市民と奨学制度 福賴尚志
- 我が師 戦後 新教育の礎を築いた人 寺本 彦教授 兼本 暢
狩野先生の講筵に侍りしに 福島律子
新制中学の夜明け 原敏
同級生の絆 福間敬明
先生 友森 勉
師の懊悩―増田渉と駒田信二 高橋一清 - 文化財をめぐる⑥ 学問で戦う―黒澤石斎の自画像― 西島太郎
- 松江ゆかりの人⑨ 奥原 碧雲 教育、文藝、郷土史で地域の発展に尽くす 古浦義己
- 聞き書き帖 古老が語る 第九話 往時茫々「赤山復帰」のことなど―兼折 博―長野 忠
- 松江を舞台にした小説 花びら餅 古浦義己
表紙イラスト:吉田静佳